10代の娘の自己肯定感
中学生の長女が、ついに日本人?思春期?特有の自身の体形の悩みを吐露し始めました。
背の成長が止まって欲しいと。
165㎝くらいかな?今は。私が168㎝夫が180㎝くらいなので170cmくらは行くと思うし、別に175㎝くらいあっても私はかっこいいと思う。ただ、自分がどんな体形になりたいか思う事はもちろん自由。ただ、私がとても気になるのは「背が高くなるとかわいくなくなるから」というもの。
娘はポニーテールやスカートなど女子力が高い女子をアンチにすることが多く、GUのメンズのSサイズをかわいく着こなすので、私は好感を持っていました。(同性として同じ年だったら気が合うなと。)
でも、背の成長が止まりたい理由がこの令和の年に「背が小さい=かわいい=男の目を気にしている」というのがあまりにも「どこからきたの!その考え!」とビックリしたと同時に、環境(学校やネットとか)の影響は強く、まだ20年以上前の男女の価値観や体形の価値観がそのままなんだ。。。とちょっと残念にも思いました。
最近、「やりたいことがない人生」が一番寂しいな。と思うようになり、親として子どもにしなければならないことの1つが「自己肯定感」を徹底的に植え付ける。だと気づいたのだけど、体形もその1つ。思春期の女子にそれはハードルが高い事が百も承知だけど、ここをうまく乗り越えたい。母親としてできることは大きいと思う。
私は7歳から海外旅行にシングル家庭ながら連れて行ってもらい、高1で1か月カナダ留学、大3で1年米国留学をさせてもらえたこと、大学生の時はバックパックで色んな国を回れたことは、この自己肯定感にもめちゃめちゃ影響があったと今感じる。
体形、肌の色、髪の毛、顔の造形や体臭にまで、いろんな人がいて、いろんな素敵なところがある。
痩せてて、適度な伸長、髪の毛はストレートじゃなくちゃいけない。とか、目はパッチリとして、色白。こういう日本のザ美人像じゃなくても全然大丈夫と肯定されたし、それは美人の1つのカテゴリーだよね。という感じになった。また、男性が好む女性像になるために自分を偽ることがおかしいともわかってきた。
10代のなんでも吸収できるスポンジのような子供は、どこにいて、何を聞くか、見るかってとても大事だよね。
だから、コロナが本当に早く終わって欲しい。娘をいろんな国に連れて行って、いろんな価値観を知って欲しい。
ハッキリ言って、娘はかわいく、モデル体型。それでも、天然パーマだから毎朝へアイロンでまっすぐに髪の毛を整え(ストパーもかけてる)。顔は小さいのに、「顔が大きい」と嘆くし、「また背が伸びてる。。やだぁ」と昨日も言っていた。
自信がないのかな?
理由のない自信。これが若さの特権なのになぁ。
あぁ、早くコロナ終われ!!